ソニーインタビューその3|マネジメントを担う人材に期待する発想とは?

自分の仕事のことしか知らないという人は、外を見せないと視野が広がりません


JMI生産・開発マネジメントコースの派遣責任者である
ソニーの盛田陽一さん(生産技術部門長、2008年度当コース修了生)を訪問しました。
日本能率協会の中川雅志がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)

マネジメントを担う人材に期待する発想とは?

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中川
外のことを知るためにJMIに派遣していただい
ていると言うことですが、貴社から派遣してい
ただいている方は、どのような人材なのでしょ
うか。

盛田
次の時代のマネジメントを担うと考えている人
材ですね。

課長級を中心に派遣していますが、将来うちの
コアになれるような人を送り出しています。
技術レベルは非常に高いけど、自分の仕事のこ
としか知らないという人は、外を見せないと視
野が広がりませんので、こういう人を派遣した
いと思っています。
視野が広がらないと、いろいろなことを考えら
れないし、気づかないことも多くなりますから
ね。

発想の転換にも視野の広がりは深く影響してきます。
結構、自分の技術に大きな自信を持っている人の方が、発想を変えた視点にはなかなか気づかないものなのですよ。

中川
独りよがりの自信では駄目で、裏付けのある自信を手に入れるため、外から情報を入れるわけですね。
次世代のマネジメントにかかわる方の選抜の方法などを教えていただけますでしょうか。

盛田
生産技術部門のマネジメントと相談して、JMIに出す人材をディスカッションして決めています。

業務の都合や年齢も考慮しています。
例えば出張に行くことが多い人は、研修に参加しても全部出られないことが考えられます。

参加者の年齢は40台前半の方が多く、そこから外れ過ぎると話が合わないかもしれません。
今年はちょっと年上かもしれませんが(笑)。

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