ダイキン工業インタビューその4|コース受講は実際の仕事に影響したか?
JMI生産・開発マネジメントコースの修了者である、ダイキン工業の高橋さんを訪問しました。
日本能率協会の平井がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)
コース受講は実際の仕事に影響したか?
平井
この受講が何か今お仕事の中で活きたなとか、役に立ったなというのはありますか。
高橋
イギリス人講師の話で、世界での今の日本の経済力の位置づけについてお話されていました。
日本の経済が世界の中で決して優位な状況にあるわけではないよというお話でした。
受講者の中でもどういう状況なのだろうというので、集中的に関連の情報を調べたり議論したりして、頭の中で今の世界情勢が整理できたように思います。
平井
それ以前も、すごくご自身で本を読まれて知見がおありだと思っていましたが、それでも新しい気付きはありましたか。
高橋
グループ研究では普段は接することがないデータを主に調べました。
私はビジネス書もあまり読まないし数字も頭にありませんが、その時に経済指標を一生懸命調べてまとめました。
私自身は「失われた20年」というのが、会社に働き始めてからの一つの課題でありました。
何が原因で日本の経済が低迷しているのか、本当に低迷してきたのか、今後どう変わって行くのか、いつも頭にあったのを、グループ研究の時にいろんなことを調べて、今の状況を自分なりに理解でき納得できました。
研修の中で考える機会をいただいてよかったと思います。
〜4/7 page〜