ホンダエンジニアリングインタビューその2 | 広い視野で物事を考えるには?

異業種であっても同年代、同役職の人が実は同じ悩みを抱えている、
というのがよかったですね。


2013年度JMI生産・開発マネジメントコースの修了生である、ホンダエンジニアリングの原田仁さん(生産技術部 電装生技BL)を訪問しました。
日本能率協会の中川雅志がインタビューいたします。(以下敬称略 役職はインタビュー当時)

広い視野で物事を考えるには?

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(中川)
JMIを受講されたことによって得られた成果について教えてください。

(原田)
まず面白かったのは、上位の視点でカリキュラムが組まれていたことです。

まとめ方やものの考え方をもっとシステマティックにしていくと、
どういう形で交通整理ができるかという話が大変勉強になりました。

例えば、東京大学の藤本先生の講義でいくと、マップをちゃんとつくって、
自分たちの価値をどうトランスファーしていくと、
より効果的に技術が開発できるかという話がかなり参考になりました。

それから、異業種であっても同年代、同役職の人が実は同じ悩みを抱えている、
というのがよかったですね。
いろいろな話をすると、悩んでいるところが実は同じだったのは興味深かったですし、
同じ問題であっても、実は違う視点で捉えていたりするところがありました。

システマティックにまとめるという話と、悩みが共有できたということが、
受講していてすごく楽しかったし、自分としてはプラスになりましたね。

(中川)
作っているものが異なっていても、ものづくりをしている方同士で共有できる悩みや
考え方が刺激になったという事ですね。
原田さんの同期の方には様々な業界の方々がいらっしゃいましたが、
一番考え方が違うと感じたことですとか、
この方の考え方は参考になると感じたことなどがあれば教えてください。

(原田)
考え方というと、僕はどちらかというと主観的で、想いが先行してしまい、
これを何とか回さなければいけないと悩むタイプなのですが、
同じポジションにいても客観的にドライに判断される方もいて、
主観と客観を上手に使わないと、
世の中をしっかりと判断できないと思ったことがありましたね。

自分だったらもっと入りこんで、「こっち来いよ」とリーダーのように仕切るところがあるのですが、
そうではなくて、もっと爽やかに「バシッと切るところは切らないと」と
いうような話をする方もいました。

そういう面は非常に参考になりましたね。

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