マツダインタビューその5|他社との交流で学んだこととは?
JMI生産・開発マネジメントコースの修了者である、マツダの林さん(技術本部 パワートレイン技術部 主管、2015年度当コース修了)を訪問しました。
日本能率協会の勝田 健太郎がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)
研修を受講して得た成果とは?
勝田
人との対話ということでいえば、研修では23名の同期の方々がいましたが、同期の方々から学ばれたことなどはございますか。
こういう話でよく盛り上がったとか、共通の悩みがあったとか、気づきや考え方など、どなたか印象的な方はおられましたか。
林
同期ですごいなと思ったのはトヨタ自動車の方でしょうか。
どちらかというと私は、仲間とか限られた人とは、ものすごく一生懸命にしてきたつもりがあるのだけど、社外にパッと出た時に、そこまですぐには上手に付き合えない。
だんだんと相手を知っていったら、まあそれなりに対応していくのだけれども、いきなり率先してみんなをリードするというようなマネジメントはあまりしていません。
それは、これまでマツダ自体が、それほど社外へ出ていないせいもあるかと思います。
だから、トヨタ自動車の方なんかは、やはりいろいろな経験をされているのかなと。
いくつか部署も変わられたり、海外へも行かれたりとか、そういうことをされているので鍛えられている。
うちの会社としてもね、部署を変わるというか、もう少しいろいろな経験をさせてやらないといけないのかなというふうな気づきはありましたね。
意外と、結構みんな同じ仕事をしていない。
勝田
そうですね、違っていましたね。
林
私は同じ仕事しかしてこなかったのですが、よその会社の人は、幅が広いというか、やはりそういう時の人間関係も上手にできるなというのがあったので、それはなんなりかのマネジメント力につながっていると思います。
ですので、そこはもう少し会社としてやらないといけないなということを、上の人にも提言し、自分も今の部署から出してくれと言いました。
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