NECインタビューその4 |これから受講する方へのエールとは?
JMI生産・開発マネジメントコースの修了者である、NECの山形真司さん(システムプラットフォームBU 生産技術・品質推進本部 ものづくり先端技術開発G シニアマネージャー、2017年度当コース修了)よりお話を伺いました。
日本能率協会の斎藤 由佳がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)
これから受講する方へのエールとは?
斎藤
これから受講する方へのアドバイスがありましたらお聞かせください。
山形
振り返ってみると毎月3日間の研修で、1つのテーマについてじっくり考えることは実務の中では難しいですから、本当に貴重な時間だと思っています。本(課題図書)もたくさん読みます。
じっくり考えるという時間があるからこそ、視野視座も高まっていくのだと感じます。
また、さまざまな経営者の方々から直接お話を聞いて、自分が変わったと実感するチャンスなのだと捉えてもらえたら嬉しいですね。
もう1つ重要なのが、受講生の人脈形成。会社・事業を超えた人脈をつくり、研修後も交流が続いているのも自身の財産です。受講生の中には、実際のビジネスで連携できないかという話につなげるケースもでているんですよ。
斎藤
共同テーマ研究に関しては、いかがですか?
山形
共同テーマ研究はチームで1つのテーマに絞りますが、ご自身の関心事でもあると思います。チーム研究でディスカッションしたこと、気づいたことを活かして、業務を変えていく、組織を変えていくチャンスでもあります。
是非、これから受講される方には頑張ってほしいと思います。
斎藤
研修後に、職場へ戻っての期待も大きいと思いますが、いかがですか?
山形
成長に期待を込めて受講させて頂いていると思いますし、実際当社での修了生も第一線で活躍していますね。
斎藤
受講当時と比べものづくりを取り巻く環境も大きく変わってきていますが、もし、もう一度受講するとしたら、今ならどんなテーマを学びたいと思いますか?
山形
そうですね。1つはデジタルを活用していかに俊敏な経営に結び付けるか、というテーマや事例ですね。各社に共通した課題でもあると思いますので、じっくり学んだりディスカッションしたりする時間があるといいですね。
あとは、今はお客様の価値が多様化し、外から見ただけではわかりづらくなっている中で、価値に対する判断が難しくなっていると思います。市場性をどれだけ確度高く把握できるか、そういったテーマにも関心があります。
斎藤
ありがとうございました。
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