日本軽金属インタビューその3|研修の参加前後に感じたギャップとは?
JMI生産・開発マネジメントコースの修了者である、日本軽金属の田中さん(2016年度当コース修了生)を訪問しました。
日本能率協会の勝田 健太郎がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)
研修の参加前後に感じたギャップとは?
勝田
実際コースに参加してみて、上司の方々から事前に聞いていたのとギャップはありましたか?
田中
期待以上でした。
他の工場も見せてもらえたり、ものづくりの現場が見られたことで、作っているものは違えど、ものづくりというところで共通のワードがあるので、それに対していろんな議論をしたり、いろんな相談ができるので、非常に有意義でした。
初めはやはり怖い部分もありました。
勝田
6月の開講の当初ですか?
田中
はい。
この人たちとどう接していったらいいのかなというのは、少し怖かったです。
勝田
初めて能率協会の研修室に集まった時は、どんなお気持ちでしたか?
最初は誰が来るというのも分からなかったと思いますが、名簿を配られて、名刺交換をされたりして、いかがでしたか?
田中
もうちょっと尖った方がたくさんおられるのかなと思いました。
勝田
そういうイメージがあったのですね。
田中
自分の仕事にプライドを持っておられるのは当然ですが、自分の会社は最高!という感じで人の話に耳を傾けないような方々が多いのかなと思っていましたが、全くそんな感じではありませんでした。
皆さんすごく貪欲で、何か吸収して帰ろうという意識の高い方が多かったです。
自分自身がこれじゃ駄目だなというのも気付けました。
本当に非常に良い意味で高め合えるメンバーでした。
自分が今まで見ていた角度とは違う見方のプログラムもたくさんありました。
勝田
グラフィックファシリテーションもやったことがないでしょうし、座禅も組んだことがないでしょうし。
田中
座禅もないし、アーキテクチャーもありません。
講師からの教えや同期からの学びは自分が考えつかないようなところで、いろんなことが整理できると、自分が次にすることは結構絞られてくるのです。
未来が見えてくるような感じです。
そういうコースだったなという印象です。
今までの人生の中でちょっとないような、特別な9か月間でした。
今後もまだまだ勉強していかなきゃいけないことは、たくさんあると思います。
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