武田薬品工業インタビューその5|日本のものづくりに求められている事とは?
私の立場としては、今後はメンバーのプレゼンスを示せるように努力したいと思います。
2012年度JMI生産・開発マネジメントコースの修了生である、武田薬品工業株式会社の上永吉剛志さん(CMC研究センター バイオ技術研究室 リサーチマネジャー)を訪問しました。
日本能率協会の安部武一郎がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)
日本のものづくりに求められている事とは?
(安部)
製造業をおしなべて俯瞰して見ると、
やはり強みも課題も似ていると感じます。
さて、様々なグローバル人材が
貴社にどんどん集まっていらっしゃる
中で、上永吉さんの担当している
ものづくりのところは高い評価を
もらっているとおっしゃっていました。
その方々の距離感ですとか、
どのような反応をされるのかを
お聞きしてもよろしいでしょうか。
(上永吉)
そうですね。
実際にヒアリングしたことがないので難しいですが、
ただ、今の課題が更なる製造プロセスの最適化技術の開発なので、
そこに貢献できているという事実がはっきり見えると、
われわれのことを認知していただけるかなと(笑)。
(安部)
ということは、貢献をはっきり示すというのも簡単ではないわけですね。
(上永吉)
そうですね。
いわば、様々なタレントが様々な仕事をして、総合的に仕事をしているので。
私の立場としては、今後はメンバーのプレゼンスを示せるように努力したいと思います。