TDKインタビューその4|従業員にみなぎるパワーの違いとは?

JMAマネジメント・インスティチュートが終わってQAを担当するようになると、現場の課題が見えてきました。


JMI生産・開発マネジメントコースの修了者である
TDKの吉井さん(電子部品ビジネスカンパニー セラミックコンデンサビジネスグループ 品質保証統括部 部長、2013年度当コース修了生)を訪問しました。
日本能率協会の中川雅志がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)

従業員にみなぎるパワーの違いとは?

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中川
御社からの期待が、視野を広げるための異業種交流という事
ですが、吉井さんの中で1番思い出に残っている同期の方との
思い出を教えてください。

吉井
弊社の工場を見てもらったときに、メンバーの1人に
言われた言葉が印象に残っています。
実は、私はそのときには彼が意図していることがわからず、「何だ、こいつは」という感じでした(笑)。

ですが、彼は海外工場立ち上げを担当していたことがあるので、海外現場の経験が豊富でした。
私は開発に携わっていた人間でしたので、もちろん工場を見ていましたが、彼は私とは違う視点を持っていたのですね。

開発技術を担当していた当時はずっとわからなかったのですが、JMAマネジメント・インスティチュートが終わってQAを担当するようになると、現場の課題が見えてきました。

すると、生産技術系の視点ができてきたのでしょうね。
何となく、あの時、彼はこういうことを言っていたのかなというのがわかるようになりました。

あとは、他社の事業所を訪問した際に従業員のパワーに圧倒されました。
特にグループ研究のテーマ課題でした女性の活躍推進で,他社さんの女性の方の積極性には驚きました。
もちろん、弊社にも受け身でない女性はたくさんいますが、大きな違いを感じました。

改めて感じるのは、やはり私は視野が狭かったですよね。
開発しかやってこなかったので、違う視点から出てきた言葉や体験したことは、今でもとても役に立っています。

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