TDKインタビューその7|座学では学べないものを学ぶチャンスとは?

私が勉強になったと思うところを参考に述べますと、
様々な企業を回り、生の声をしっかりと聴くことができたことです。


JMI生産・開発マネジメントコースの修了者である
TDKの吉井さん(電子部品ビジネスカンパニー セラミックコンデンサビジネスグループ 品質保証統括部 部長、2013年度当コース修了生)を訪問しました。
日本能率協会の中川雅志がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)

トップになる前に視野を広げる意味とは?

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中川
JMAマネジメント・インスティチュートについていい事
ばかりお話いただけていますが、事務局に対しての
ご要望やご意見はありますでしょうか。

吉井
一つ一つのプログラムだけで見ると部分的には少し、
おやと思うようなものがあったのも確かですが、
9か月間のストーリーとしてまとまっていましたので、
トータルしてみれば大きな問題はないと思います。

私が勉強になったと思うところを参考に述べますと、
様々な企業を回り、生の声をしっかりと聴くことができたことです。
なので、はっきりとものを言える企業、経営者の方々をこれまで以上に探してくださるといいのではないかと思います。

本に書いてあるようなことを言われても、私としては、別に本を読めばいいと思ってしまうので、やはり企業の人の声というのが後々生きていると思います。

大学の先生も、悪いことを言っているわけではないのですが、私はひねくれた性格をしているので、書かれた本と同じように言ってると思ってしまうのですよね(笑)。

でも、繰り返しになりますが、トータルで見ればしっかりとまとまっていましたよ。

中川
ありがとうございます。
皆様の当時のアンケートやご意見は保管してあり、毎年プログラムを組むときの参考にさせていただいておりますので、おや、と思われたプログラムについては毎年改善するようにしております。

吉井
海外合宿はどうですか。
私たちの時はロシアに行きましたが。

中川
来年度は検討中ですが、最近の海外情勢を踏まえると、行ける場所が狭まってきました。
昨今の情勢だとロシアもちょっと怖いかなと思っています。

もちろん、皆様の学びの場として適した訪問先というのは最低条件ですし、移動距離、移動時間の問題もありますので、
毎年の私どもの課題です。

吉井
なるほど。
私たちは集団行動していましたけど(笑)、あの人数を引率するのも大変ですよね。

中川
今後、受講される方へのメッセージをお願いいたします。

吉井
社内や座学では学べない実践的な声を体感するチャンスです。
学ぶチャンスを与えてもらったことに感謝して、見聞きしたことを素直に吸収していけばいいと思います。

中川
本日は貴重なお話をいただけました。
ありがとうございました。

吉井
こちらこそ、ありがとうございました。

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