NECインタビューその3|なぜ異業種交流は有用なのか?
テーマ研究という同じ苦労をした仲間とは気軽に色々な話ができます。
JMI生産・開発マネジメントコースの派遣責任者である
NECの久保田紀行さん(ものづくり統括本部長、2000年度当コース修了生)と
平塚賢二さん(ものづくり統括本部 シニアエキスパート、2012年度当コース修了生)を
訪問しました。
日本能率協会の中川雅志がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)
なぜ異業種交流は有用なのか?
中川
当コース受講時を振り返ってみて、
自社と一番考え方が違ったな、と思う
業種の方との思い出はございますか。
平塚
T社さんですね。
考え方が違うというよりは、グローバル化という
意味で、上司が外国の方で、自社内での
グローバル化がかなり進んでおり、
グローバル人財育成を考える意味では、
かなり刺激的でした。
中川
平塚さんの共同テーマ研修も、グローバル人材の育成をテーマにされていました。
※共同テーマ研究:1チーム5~6名程度の固定メンバーで、9ヶ月間を通じて研究活動を
行なっていただくプログラムです。
平塚
そうですね。そのあたりは、ちょうど同じ様な悩みを持っているメンバーが集まっていました。
T社の方もグループにいましたので、研究の際にすごく参考になりました。
久保田
異業種の方から刺激を受けるのと共に、人脈形成も大きいと思います。テーマ研究という同じ苦労を
した仲間とは気軽に色々な話ができます。
私は15年前に受講しましたが、同じテーマを研究した仲間とは今も年賀状の交換が続いていますし、
色々な会合で顔を合わせると抱えている課題について話し込んだりする事もあります。