NECインタビューその4|他社工場見学から何を学ぶのか?
テーマ研究の中での工場見学の場合には、良い部分も含め様々な部分を見せてもらえました。
JMI生産・開発マネジメントコースの派遣責任者である
NECの久保田紀行さん(ものづくり統括本部長、2000年度当コース修了生)と
平塚賢二さん(ものづくり統括本部 シニアエキスパート、2012年度当コース修了生)を
訪問しました。
日本能率協会の中川雅志がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)
他社工場見学から何を学ぶのか?
中川
研修中には、他社の工場見学にも行かれたと思います。
生産技術の考え方など、自社とは異なる部分もいろいろと
ある中で、工場見学ではどのような気づきがありましたか。
久保田
共同テーマ研究で同じチームの企業の工場には、
全て行きました。
普通の工場見学の場合は良い部分しか見せてくれませんが、
このテーマ研究の中での工場見学の場合には、良い部分も
含め様々な部分を見せてもらえましたので、普段は
知り得ない課題などいろいろなものを共有する事ができました。
平塚
グローバル人材の育成が共同テーマ研究のテーマだったのですが、Y社は、海外各地に工場を
展開されており、工場配属の8,9割の方が海外駐在員候補という事で、グローバル人財育成を
研究する意味では、大変参考になりました。
中川
現場を見て、現場で話を聞いた方が刺激になりますよね。
平塚
はい。
実際に、人財育成を担当されている方から説明を受けながら、自社内にあるトレーニングを
行っている環境を見学させて頂き、大変参考になりました。