NECインタビューその5|研修で学ぶ2つの目線とは?

経営という視点に立ち、自分がやっている生産や開発の仕事を経営者の立場で俯瞰して見る事です。


JMI生産・開発マネジメントコースの派遣責任者である
NECの久保田紀行さん(ものづくり統括本部長、2000年度当コース修了生)と
平塚賢二さん(ものづくり統括本部 シニアエキスパート、2012年度当コース修了生)を
訪問しました。
日本能率協会の中川雅志がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)

研修で学ぶ2つの目線とは?

中川
JMI生産・開発マネジメントコースは9か月間ありますが、
その間に、貴社の受講者にどのような行動をして、
どのように成長して欲しいかと言う事を、少しお聞かせ下さい。

久保田
とにかく、講義などはしっかりと聞いて自分の身に付けて
欲しいですし、他社さんとは積極的に交流して欲しいです。

一言で言うと、やはり日々の生産や開発に追われている
方々なので、「目線を上げる」事を覚えて欲しいと
いうのが一番です。

中川
久保田さんの考えられている、「目線を上げる」というところをもう少し詳しく教えてください。
例えば、グローバルに物事を考える、といった距離的な高さですとか、自社の未来を考えるという
意味では時間軸での高さといったこともあるかと思います。

久保田
二つあると思います。
一つ目は、経営という視点に立ち、自分がやっている生産や開発の仕事を経営者の立場で
俯瞰して見る事です。

二つ目は、3年あるいは5年後に向けたビジョンの構築であり、そこにはグローバルなどの
地理的なものも入ってくると思います。

中川
先程おっしゃっていた、数字の見方という部分も、目線を上げるという事に含まれるという
イメージでしょうか。

久保田
そうですね。

中川
平塚さんから参加者の方に求めてらっしゃる事があれば、教えていただけますでしょうか。

平塚
講義をしっかり聴講し知識を身に付けるのはもちろんの事、講義の後の交流や、各グループの
工場見学の機会も大事にして、できるだけ多くの人と触れ合い、視野を広げ、人脈形成に
役立ててもらいたいと思っています。

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